完全分離したチタン製チャンバーと積層カーボン筐体を採用

チタンチャンバーとカーボン素材のボディを採用したAcoustuneブランドのイヤホン「SHINOGI-鎬-」（型番：HS1900X）が発売。e☆イヤホン秋葉原店本館にて、税込184,500円で販売されている。

優れた音響特性を持つものの、重さがあり耳への負担に繋がりやすい金属筐体のデメリットを解消した設計が特徴。完全分離させた音響チャンバーにチタンを採用しつつ、ハウジング素材に切削された積層ドライカーボンを使用する「UL（ウルトラライト）」設計ボディが導入されている。

また、ミリンクス振動板の柔軟性を活かしつつ、共振や歪みを防いでピュアな音を再現する第3世代ミリンクスコンポジットドライバーを1基構成で搭載。ショップによれば「引き締まった低域とキレイに鳴る高域のバランスが良好。キレがよく硬めのサウンドが特徴で、テンポの速い曲を聴く人にオススメ」とのこと。

主な仕様は、周波数特性10Hz～25kHz、入力感度110dB@1mW、インピーダンス24Ω@1KHzなど。日本ディックス製Pentaconn Earによるリケーブルに対応するほか、導体抵抗値を抑えて信号ロスを抑えた錫メッキコートOFCを使用した新ケーブル「ARC93」を採用、プラグ形状は4.4mm5極バランスプラグ。また、製品には形状記憶ポリマーの「SMP iFit」を採用したイヤーピースが付属している。

文： 編集部 絵踏 一
e☆イヤホン秋葉原店本館： https://www.gdm.or.jp/shop/2024/1009/558258