2024.11.27 00:00 更新
2024.11.27 取材
例のごとく「次に来るモノ」のネタを探すためクラウドファンディングサイトを巡回していたところ、キーボードの“RGB King”を謳う気になる製品「AM Neon 80」を発見しました。開発を手掛けるのはこれまでもユニークなキーボードを手がけてきたAngry Miaoで、すでに目標金額の800%に迫る資金を調達し、プロジェクトは成功しています。
“RGB King”からも分かる通り、その最大の特徴はトップの奥側に230灯、両サイドと背面部に70灯、各キースイッチに89灯の計389灯のLEDからなるド派手なイルミネーション機能「Four-dimensional RGB matrix」です。さらにLEDをより美しく魅せるため、アルミニウム製筐体にはCNC加工によって全3,120個のLED用ホールが実装されています。
もちろん「Four-dimensional RGB matrix」によるイルミネーション機能はカスタマイズにも対応。ライブラリからお気に入りのエフェクトを選択して、キーボードにアップロードすると本体のスマートチップにより、キーボード全体に広がるインタラクティブなイルミネーションが楽しめます。
そしてLEDをオフにすると、ドイツのインダストリアルデザイナーであるディーター・ラムス氏をインスパイアしたレトロなデザインに早変わり。その時の気分によって使い分けることができるようになっています。
なお多くのLEDを搭載しているため、消費電力が最大12Wとキーボードとしては非常に多い点には注意が必要です。もともとはワイヤレスキーボードとして設計されていたそうですが、5,000mAhのバッテリを2個搭載しても十分な駆動時間を確保できず製品版では有線になっています。ちなみに最大輝度で動作させるには、十分な電力供給ができるUSBポートに接続する必要があるということです。
サイバーグレー |
ホワイト | スペースシルバー |
そんな「AM Neon 80」ですが、カラーはサイバーグレー、ホワイト、スペースシルバーの3色で、キースイッチとキーキャップのないベースキットは4,020香港ドル(日本円で約79,600円)、キースイッチやキーキャップが付属するフルキットは5,120香港ドル(日本円で約101,400円)から購入することができます。なお製品の発送は12月中の予定です。
文: 編集部 池西 樹
Indiegogo: https://www.indiegogo.com/