2025.02.04 21:33 更新
2025.02.04 取材
ASUS JAPAN株式会社(本社:東京都千代田区)2025年2月4日、Snapdragon X Elite/Snapdragon Xを搭載する14型サイズ世界最軽量のCopilot+ PC「ASUS Zenbook SORA UX3407」シリーズを発表した。明日2月5日より販売が開始される。
ASUSがCES 2025で発表した「ASUS Zenbook A14」の日本向けモデルにあたる14型ノートPCで、日本市場での展開に合わせて独自製品名が採用された。一日中持ち運んで使うために、軽さ・薄さ・駆動時間を徹底的に追求。最軽量モデルで約899gと14型Copilot+ PCとして世界最軽量を達成したほか、最薄部13.4mmのスリムデザイン、最長約29時間の長時間駆動を可能にしている。
【関連記事】世界最軽量のCopilot+ PC対応14型ノートPC「ASUS Zenbook A14 UX3407」(2025.01.08 16:03 更新)
特に軽量化を達成するために、セラミックとアルミニウムを融合したASUS独自開発素材の「セラルミナム」を採用。従来はごく一部に使われるのみだったところ、新シリーズでは天板・キーボード面・底面とボディ全体に使用されている。
これにより、先代モデル比で30%軽量化。軽く陶器のような質感ながら強靭さも特徴で、MILスペック準拠の耐久性も備える。また、片手でスムーズかつ軽快に開くEasyLiftヒンジも導入、使用する上で重さに由来するストレスを可能な限り軽減する設計だ。
スペック面では、大きく分けてディスプレイとSoCの異なる2機種を展開する。Snapdragon X Eliteおよび有機ELディスプレイ(1,920×1,200)を搭載した「ASUS Zenbook SORA UX3407RA」、Snapdragon Xおよび液晶ディスプレイ(1,920×1,200)を搭載した「ASUS Zenbook SORA UX3407QA」をラインナップ。いずれも45TOPSの処理能力をもつHexagon NPUが統合されている。
メモリはLPDDR5X-8448対応の最大32GB、ストレージはPCI-Express 4.0(x4)対応の最大1TBを内蔵。207万画素Webカメラや84キー日本語キーボード、ファンクションが割り当てられたタッチパッドを装備、ネットワークはWi-Fi 7に対応する。また、USB4×2やフルサイズHDMIなどで構成されたインターフェイスも備えている。
外形寸法は幅310.7mm、奥行き213.9mm、厚み13.4~15.9mm。本体カラーは日本市場における調査結果を反映したという、アイスランドグレーとザブリスキーベージュの2色をラインナップする。
市場想定売価は、Snapdragon X Elite/有機ELディスプレイ搭載モデルの「ASUS Zenbook SORA UX3407RA」が税込214,800円~269,800円、Snapdragon X/液晶ディスプレイ搭載モデル「ASUS Zenbook SORA UX3407QA」が税込179,800円~209,800円。
既存シリーズの最新モデルも発表。14型デュアル有機ELとCore Ultra 9 285Hを搭載する2画面ノート「ASUS Zenbook DUO UX8406CA」は税込359,800円から(2月14日発売予定) |
最大で3K有機ELとCore Ultra 9 285Hを搭載する「ASUS Zenbook 14 UX3405CA」は税込149,800円から(2月14日発売予定) | 14型有機ELと最大Ryzen AI 7 350を搭載する「ASUS Zenbook 14 UM3406KA」は税込199,800円から(3月5日発売予定) |
CES 2025で発表されたゲーミングノートも参考出展されていた。こちらはディスクリートGPU匹敵の内蔵GPUをもつRyzen AI Max+ 395搭載の2-in-1モデル「ROG Flow Z13」 |
Core Ultra 200HXとGeForce RTX 50シリーズLaptop GPUを搭載した「ROG Strix SCAR」シリーズも展示されていた |
文: 編集部 絵踏 一
ASUS JAPAN株式会社: https://www.asus.com/jp/