国内市場で好調な「The Tower」シリーズの新色やツクモオリジナルケースなど
八角柱型PCケースとして、発売以来好調なセールスを記録している「The Tower」シリーズ。豊富なカラーバリエーションも人気の理由だが、さらに新色が追加される事が分かった。
Mini-ITX規格の「The Tower 250」には「Butter Caramel」と「Mint Strawberry」の2色で、リリース済みのBlack、Snow、Matcha Green、Hydrangea Blueと合わせて全6色展開になる。
さらにATX規格の「The Tower 600」には、「Light-Year Green」と「Future Dusk」の2色を追加。リリース済みのBlack、Snow、Matcha Green、Hydrangea Blue、 Bubble Pink、Bumblebee、Racing Green、Gravel Sandと合わせて全10色が揃う。
|
会場にあった「The Tower 600」を某著名MODDERがカスタマイズしたガチャガチャケース。完成度は高く、実際の抽選に使用されていた
|
「AX500」は、ワークステーションやハイエンドゲーマーをターゲットにしたフルタワーPCケース。ラジエーターはフロント、トップともに最大420mmサイズに対応し、2台同時搭載にも対応。120mmファンなら最大14台まで搭載できるなど、冷却性能の拡張性が特徴だ。カラーはブラックとホワイトの2色がラインナップ。日本では2025年4月~6月頃に発売が予定されている。
「COMPUTEX TAIPEI 2024」で注目を集めた“持ち運べるPC”がコンセプトの「Travel PC TR100」については、まもなく発売が開始される。容量18.49リットルのコンパクトなMini-ITXケースで、オプションの「カスタムトラベルスイートケース」を使うことで、VRデバイスやポータブルディスプレイ、キーボード、マウスなどの周辺機器を一緒に持ち運ぶことができる。予価は約20,000円とされており、日本ではブラックとホワイトから販売が始まる予定。
単体では入手できない、TSUKUMOのオリジナルゲーミングPC「G-GEAR」専用モデルも展示されていた。目下開発中というこのケースは、ピラーレスミニタワー「View 170 TG ARGB Snow」をベースに、オリジナルでカスタムを施したもの。具体的には、側面ファンをリバース仕様に変更、ARGBコントローラハブとライティングボタンを新設したほか、下部に「G-GEAR」のロゴもデザインされている。2025年4月~6月頃を目途に採用PCがリリースされる予定。
3.95型スクエア液晶搭載モデルやワークステーション向けAIO
リリース記事ではアクセスが多く、注目を集めていたオールインワン型水冷ユニットの新モデル「MAGFloe Ultra ARGB Sync」シリーズも展示。ウォーターブロックの上部には3.95型(480×480ドット)の大型スクエア液晶を備え、Windowsユーティリティ「TT RGB Plus 2.0」や、スマホアプリ「TT PlayLink」を使って表示内容を自由にカスタマイズできる。こちらも2025年4月~6月頃の発売予定で、予価は約40,000円前後になるそうだ。
|
参考展示されていたIntel LGA4677やAMD sTR5/SP6をサポートする420mmサイズのAIO「AW420」
|
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
Thermaltake Technology: https://jp.thermaltake.com/
株式会社アスク: https://www.ask-corp.jp/