2025.04.07 12:42 更新
2025.04.07 取材
MIDI音源デバイスにスタックして使用する、専用の拡張基板「すーぱーおくてっと!拡張用部品セット」が家電のケンちゃんに入荷している。技術系サークルの「fèng」による同人ハードウェアで、価格は税込24,800円。
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MiniDVテープサイズのコンパクトなMIDI音源デバイス「すーぱーおくてっと!」に対応する拡張基板。本体から上部パネルと液晶モジュールを除いたコア部分で構成されており、本体にスタックすることで発音数を倍増させることができる。
「すーぱーおくてっと!」は音源部に8オペレータのソフトウェアFM音源を使用したMIDI音源デバイスで、最大32和音(メロディ24音/リズム8音)を鳴らすことが可能。MMX(Multi Module eXtension)機能を搭載しており、本体と拡張基板をスタックすることで、さらに(拡張基板ごとに)最大32和音の発音数を追加できる。
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製品は拡張基板とスペーサーで構成。一般的なスペーサーでは長く取り付けできないことから、短くカットした特別製が同梱されている。また、使用する際は本体のファームウェア更新が必要になる。
なお「すーぱーおくてっと!」はUSB Type-C接続によるバスパワー給電で動作するものの、クリエイターによれば「3台以上のスタックはPCの給電能力によっては使用できない場合がある」「4台以上スタックする場合は2本以上のUSBケーブルで接続する必要がある」としている。
文: 編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926