Afterburnerでチューニング可能なミドルレンジ向けグラフィックカード2機種

MSIからオリジナルクーラーを搭載させたNVIDIA GeForce GTX 660/650搭載グラフィックスカード2機種がリリースされた。いずれもオーバークロックユーティリティ「Afterburner」が付属され、独自チューンナップに対応する。

「N660GTX Twin Frozr III OC」はリファレンスクーラーよりGPU温度を-19℃、騒音値を-12.9dB低下させた「Twin Frozr III」クーラーを採用したGeForce GTX 660搭載グラフィックスカード。
　主なスペックはコアベースクロック1,033MHz（リファレンス980MHz）、ブーストクロック1,098MHz（リファレンス1,033MHz）のオーバークロック仕様。その他はリファレンスに準拠し、メモリクロック6,008MHz、メモリバス幅192bitでGDDR5 2GBメモリが実装される。

「N650GTX TransThermal PE OC」は、冷却ファンを3パターンに組み替えられる「TransThermal」クーラーを採用したGeForce GTX 650搭載グラフィックスカード。「ミリタリークラスIII」に準拠し、SFCやHi-C CAPなど高品質コンポーネントが採用され、詳細な電圧設定が可能な「トリプルオーバーボルテージ」に対応する。
　主なスペックはコアクロック1,124MHz（リファレンス1,058MHz）、メモリクロック5,000MHz、メモリバス幅128bitでGDDR5 1GBメモリが実装される。

文： GDM編集部 池西 樹
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