2012.09.26 12:37 更新
2012.09.26 配信
東芝からTransferJetに対応した世界最小送受信モジュール「TJM35420XLG」が発表された。
TransferJetは最大転送速度560Mbpsを誇る近接無線転送技術。機器同士を接触するだけで高速にデータを転送できることから、今後スマートフォンやタブレットPCなどモバイル端末を中心に普及が期待されている。
今回発表された「TJM35420XLG」は、データ転送に必要な無線LSI、高周波フィルタ、水晶発振子などの周辺部品を内蔵しながら4.8×4.8×1mmのコンパクトサイズを実現。ホストインターフェイスはSDIO規格に対応し、専用アプリケーションソフトを介してモバイル端末でTransferJetが利用できるようになる。
なお本モジュールを採用したmicroSDIOカード「TJM35420USG」とUSBアダプタ「TJM35420UXG」も同時に発表されている。
文: GDM編集部 池西 樹
株式会社 東芝: http://www.toshiba.co.jp/