2012.09.27 13:10 更新
2012.09.26 配信
AMDのサーバー向けグラフィックスプロセッサ「FirePro S9000」「FirePro S7000」の国内発売が10月上旬より開始される。いずれもマイクロソフトのGPU仮想化技術「RemoteFX GPU virtualization」に対応し、複数クライアントで1枚のプロセッサリソースを共有できる。
「FirePro S9000」は、GDDR5 6GBメモリを搭載した上位モデル。ECCメモリに対応し、GPU計算やプロフェッショナルグラフィックスなど正確性が要求される処理にも利用できる。単精度演算性能3.23TFLOPS、倍精度演算性能806GFLOPS、ストリームプロセッサ数は1,792基。最大消費電力は225Wで、2スロット占有のパッシブヒートシンクが搭載される。
「FirePro S7000」は、GDDR5 4GBメモリを実装した下位モデル。単精度演算性能2.4TFLOPS、倍精度演算性能152GFLOPS、1,280基のストリームプロセッサを実装する。なお最大消費電力は150Wで、1スロットの薄型パッシブヒートシンクが搭載される。
文: GDM編集部 池西 樹
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