2012.10.02 13:01 更新
2012.10.02 配信
開発コードネーム「Trinity」ことデスクトップ向け第2世代APU「AMD A」シリーズが正式発表された。今年5月に発表されたモバイル版から遅れること約5ヶ月、AMDファンには待望の製品となりそうだ。
今回発表されたのは「A10-5800K」「A10-5700」「A8-5600K」「A8-5500」「A6-5400K」「A4-5300」の6モデルで、モデルナンバーに“K”が付く製品は内部倍率可変となる。
製造プロセスはLlanoと同じ32nmプロセスながら、CPUコアはBulldozerベースのPiledriverへ変更され、AMD独自のクロックアップ機能AMD Turbo CORE Technologyを実装。さらにGPUコアもRadeon HD 7000シリーズへとアップグレードされ、CPUコア、GPUコアとも大幅にパフォーマンスが向上している。
また対応ソケットは904pinのSocket FM2で、Llanoが採用する905pinのSocket FM1との互換性はない。これに合わせてチップセットも新たに「AMD A85X」が用意されているが、「AMD A75」「AMD A55」でもSocket FM2に対応していれば問題なく利用できる。
文: GDM編集部 池西 樹
AMD: http://www.amd.com/jp-ja/