最小16ポートからのラインナップ拡充で小規模サーバー環境でも導入可能

ATEN社の販売するエンタープライズ向けIP KVMスイッチ「ALTUSEN」シリーズに新モデルが追加、プリンストンより4機種がリリースされた。従来モデル同様、冗長電源や冗長ネットワークに対応し耐障害性に優れるほか、リモート側PCに接続されたUSBメモリ、DVD、CD-ROMなどのメディアを配下のサーバーにマウントできるバーチャルメディア機能を搭載する。

今回発表されたラインナップは、リモート2ユーザー16ポート対応「KN2116v」、リモート2ユーザー32ポート対応「KN2132v」、リモート4ユーザー16ポート対応「KN4116v」、リモート4ユーザー32ポート対応「KN4132v」の4モデル。最小16ポートからの選択が可能になり、比較的小規模なサーバー環境でも導入しやすいラインナップ構成になった。

それぞれの製品は新バージョンのファームウェアを搭載し、従来モデルに比べマウスの追随性とリモートデスクトップ画質の向上を実現。ローカルとリモート間のカーソルのズレを感じさせず、快適な操作を可能にしている。
　また、リモート画面を滑らかに表示させる「Video detect tolerance」機能と、使用帯域や画面の情報量を検出して画質を最適化する「Auto Balance tolerance」機能を実装し、リモート画面の遅延改善も果たしている。

文： GDM編集部 絵踏 一
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