OC耐性をとるか、それとも安く組むか。コスパ優秀なTrinity対応マザー3種

「Trinity」こと、第2世代AMD Aシリーズに対応するSocket FM2マザーボードの新製品。チップセット別に3モデルがラインナップされ、それぞれ今月末に発売予定のWindows 8を完全サポート。さらにGUIベースのBIOSメニュー「EZ BIOS」が実装されるほか、独自のオーバークロックユーティリティ「M.I.B. III」にも対応する。

「A85F2-A Deluxe」は、AMD A85Xチップセットを搭載したATXマザーボード。ECSブランドのハイエンドモデル「Black」シリーズに属する製品で、ノイズに強く長寿命な「Super Alloy Choke」など高品質なコンポーネントを採用。TDP140WまでのCPUをサポートし、優れたオーバークロック耐性を確保している。

「A75F2-M2」は、AMD A75を搭載したMicroATXマザーボード。TDP125WまでのCPUをサポートし、MicroATXながらオーバークロック動作にも対応する。メモリスロットは2本に制限されているものの、SATA3.0（6Gbps）やUSB3.0など最新インターフェイスが搭載され、拡張性も考慮されている。

「A55F2-M3」は、チップセットにAMD A55を搭載するMicroATXの低価格モデルで、5,000円前後から購入できるコストパフォーマンスの高さが魅力。TDPは100Wまでをサポート。USB3.0は非搭載なものの、珍しくPS/2を2ポート備えている。こちらは最上位「A85F2-A Deluxe」と同じく、10月下旬から販売が開始される予定だ。

文： GDM編集部　絵踏 一
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