デジタル電源回路と高耐久高性能部品の搭載で安定性を向上

ASUSTeKから、ヒートパイプをGPUに密着させた高冷却クーラー「DirectCU II」採用のGeForce GTX 650Ti搭載グラフィックスカード「GTX650TI」シリーズ3機種が発表された。電源回路はマザーボード用として高い評価を得ている「DIGI+ VRM」電源回路を搭載、コンポーネントにはオリジナル素材を使用する高品質な「Super Alloy Power」を採用することで、オーバークロック時の安定性を向上させた。

3機種の主な違いはコアベースクロック。最上位「GTX650TI-DC2T-1GD5」は1,033MHz（リファレンス928MHz）、ミドルレンジ「GTX650TI-DC2O-1GD5」は954MHz（リファレンス928MHz）、メインストリーム「GTX650TI-1GD5」はリファレンスの928MHzに設定されている。なお、冷却クーラーは上位2モデルが「DirectCU II」を採用、メインストリームモデルはデュアル仕様のクーラーを採用する。そのほか共通でビデオメモリはGDDR5 1GB、メモリクロックは5,400MHz。

出力インターフェイスはD-Sub×1、DVI-D×2、HDMI×1、対応バスインターフェイスはPCI-Express3.0（x16）。なおすべてのモデルにGPU-ZベースのTweakツール「GPU Tweak」が付属され、独自チューニングに対応する。

文： GDM編集部 Tawashi
ASUSTeK Computer Inc.： http://www.asus.co.jp/