フラグシップの名に恥じない高拡張Intel Z77 Expressマザーボード

ASRockブランドのIntel Z77 Express搭載マザーボードの新製品。フォームファクタはE-ATX（305×267mm）。

Extreme11型番からわかる通り、ASRockのフラグシップに当たる製品で、PCI-Express3.0（x8）接続のLSI製SAS2/SATA3コントローラ「SAS2308」を内蔵し、チップセット以外に8ポートのSAS2/SATA3ポートを搭載。ASRockの社内テストでは8台のSSDによるRAID0構成で3.8GB/secを記録するなど、超高速ストレージ環境を実現できる。

またLGA 1155プラットフォームで不足がちなPCI-Expressレーン拡張のため、PLX製ブリッジチップ「PEX8747」が搭載され、マルチグラフィックスはx8/x8/x8の3Way SLI/CrossFireXとx8/x8/x8/x4の4Way CrossFireXに対応する。

電源周りはデジタル制御の8+4フェーズ構成で、高効率で発熱のすくないデュアルスタックMOSFETを採用。さらに100％日本製固体コンデンサ「プレミアムゴールドキャップ」や2オンス銅PCBなど高品質なコンポーネントを使用することでオーバークロック時でも温度上昇を防ぎ、より高クロック動作を可能にしている。

そのほか、インテルチップによるデュアルギガビットLAN、802.11 a/b/g/nとBluetooth4.0対応ワイヤレスモジュールなど充実したネットワーク機能を備えるのも特徴だ。

文： GDM編集部 池西 樹
ASRock Incorporation： http://www.asrock.com/