2012.10.18 18:08 更新
2012.10.18 配信
コンパクトボディに高品質ヘッドフォンアンプ、USB DAC、USB DDCの3つ機能を凝縮した多機能モバイルヘッドフォンアンプizo「izom M1」をベースにzionoteがオリジナルチューンを施した高性能アンプの新製品。
「izom M1」は、TI社の高音質ステレオHPAチップ「TPA6130」を2基搭載し、それぞれをチャンネル別に独立駆動させることで、これまでの小型ヘッドフォンアンプでは難しかった高音質と低消費電力を両立。また内部基板を2段構造の新設計とすることで、同クラスの製品に比べ約1.8倍の回路面積を確保し、デスクトップ製品に匹敵するパフォーマンスを実現している。
さらに「izmo M1-z」では、OPAMPがLinear Technology「LT1364」から、“全高調波歪み+雑音(THD+N)0.00001%”の超高音質ICチップTexax Instruments「LME49990」×2へと換装され、周辺回路も最適化することで音質がさらに向上しているという。なお周辺回路の変更により新品状態では音質が安定しないため、運用時は40時間以上のエージングが推奨される。
入力端子はmini USB、アナログ入力(3.5mmステレオミニ)。出力端子はヘッドホン/イヤフォン(3.5mmステレオミニジャンク)、アナログ出力(3.5mmステレオミニジャンク)、同軸COAXIALデジタル出力の3系統が用意され、対応OSはWindows 7(32/64bit)/Vista(32/64bit)/XP、Mac OS 10.6以降。
外形寸法はW58×D100×H23mm、重量150g。電源はUSBバスパワー駆動とACアダプタに対応する。
文: GDM編集部 池西 樹
zionote株式会社: http://www.zionote.com/