2012.10.22 13:49 更新
2012.10.19 配信
実売200万円オーバーという、BTOマシンとしては規格外となる超高級モデル「極みアルチメット」シリーズがウィズテックからリリースされた。カナダModern Work Environment Lab社製のコクピット型システムチェア「Emperor 1510」と最高スペックのPCを組み合わせ、究極のゲーミング環境を実現しようというコンセプトだ。
ちなみに「Emperor 1510」は、昨年末開催の「第4回 秋葉原PCゲームフェスタ」にも登場している。視界を覆うように3面マウントされたディスプレイや、ゲームの動作に合わせてリアルに振動するシートなど、その豪華絢爛な仕様は会場でも注目を集めていた。セットモデルBTO以外に「Emperor 1510」を単品購入することも可能で、こちらの価格は84万円となっている。
なお、今回発表のシリーズにはゲーミング向けの“Gamer Edition”とクリエイター向けとなる“Creator Edition”の2製品がラインナップ。コンセプトに合わせて選択できるほか、それぞれ多彩なカスタマイズも可能になっている。
ゲーミングモデルとなる「極みアルチメット Gamer Edition」は、CPUにIntel「Core i7-3960X」(6コア/12スレッド/3.3GHz/TB時3.9GHz/L3キャッシュ15MB)、マザーボードにASUSTek「Rampage IV Extreme」(Intel X79 Express)を採用する。メモリはDDR3 64GB(DDR3-1600/8GB×8)で、システムドライブにはPlextor「PX-512M3P」(SATA3/6Gbps/512GB)4台をRAID0構成で搭載、データドライブにはHGST「0S03357」(SATA3/6Gbps/4TB)を実装する。グラフィックス環境もGeForce GTX690カードZOTAC「ZTGTX690-4GD5R001」をSLI構成で組み込んだ。
PCケースにはCoolerMasterの巨大ケース「COSMOSII」を、電源にはOWLTECH「SS-1250XM」(1250W/80PLUS GOLD認証)をチョイスする。液晶ディスプレイは「Emperor 1510」にEIZO「FORIS FS2333」を3画面マウント。また、キーボードに東プレ「Realforce106(LA100)」、マウスにロジクール「Performance Mouse M950」が標準構成で付属するなど入力環境も充実している。OSは標準のWindows 7 Ultimate 64biot版以外に、近日発売予定のWindows 8も選択可能だ。
もう一つの「極みアルチメット Creator Edition」は、CPUにIntel「Xeon E5-2690」(8コア/16スレッド/2.9GHz/TB時3.8GHz/L3キャッシュ20MB)、グラフィックスカードにSLI構成のELSA「EQ6000-6GER」(Quadro 6000)を搭載するクリエイターモデル。その他ストレージ構成は同様で、マザーボードにはASUSTek「Z9PE-D8 WS」(Intel C606)、メモリはDDR3 64GB(DDR3-1333/8GB×8)を実装する。
PCケースと電源ユニットも同じくCoolerMaster「COSMOSII」とOWLTECH「SS-1250XM」を搭載。液晶ディスプレイにはクリエイター向けとなるEIZO「ColorEdge CX240-CNX」が採用される。
文: GDM編集部 絵踏 一
株式会社ウィズテック: http://www.vspec-bto.com/