2012.11.01 17:33 更新
2012.11.01 配信
EIZOブランドが展開するグラフィックス市場向け液晶ディスプレイ「ColorEdge」シリーズの新製品。いずれも視野角による色度変化の少ないIPSパネルが採用される。
「ColorEdge CS230」は、写真プリントとディスプレイ画面の色合わせが容易に行えるフォトカラーマッチングソフトウェア「ColorNavigator Elements」を付属した23型エントリーモデル。さらに本体上部には「コレクションセンサー」が内蔵され、測定した調整結果に沿って定期的に自動補正が可能で、クリエイティブ作業を楽しむコンシューマーユーザーに向く。
入力端子はDisplayPort×1、DVI-I×1、HDMI×1、モニタコントロール用USBポート×2、USB2.0ハブ×2。視野角は水平垂直178度、輝度は300cd/m2、コントラスト比1,000:1、応答速度は10.5ms。解像度は1,920×1,080ドット、外形寸法はW544×D245.5×H372.5~526.5mm。なおフォトカラーマッチングソフトウェアに「ColorNavigator」を同梱した「ColorEdge CS230-CN」と専用センサーEX2を同梱した「ColorEdge CS230-CNX」も用意される。
「ColorEdge CG276」は、厳密な色の管理と運用が求められるプロフェッショナル向け27型液晶ディスプレイ。現行機種「ColorEdge CG275W」の後継にあたり、動画編集や映像制作向けの機能が強化されている。また本体下部には「キャリブレーションセンサー」が内蔵され、単体でのキャリブレーションが可能、定期的な再調整も自動で行うことができる。
入力端子はDisplayPort×1、DVI-I×1、HDMI×1、モニタコントロール用USBポート×2、USB2.0ハブ×2。解像度は2,560×1,440ドット、視野角は水平垂直178度、輝度は320cd/m2、コントラスト比1,000:1、応答速度は6ms。外形寸法はW646×D281.5×H425~576.5mm。
「ColorEdge CX270」は、デザイン、デジタルフォト、研究開発など正確な色表示が必要なハイエンド向け27型液晶ディスプレイ。フォトカラーマッチングソフトウェア「ColorNavigator Elements」と「コレクションセンサー」により簡単に色合わせを行うことができる。
入力端子はDisplayPort×1、DVI-I×1、HDMI×1、モニタコントロール用USBポート×2、USB2.0ハブ×2。視野角は水平垂直178度、輝度は300cd/m2、コントラスト比1,000:1、応答速度は10.5ms。解像度は2,560×1,440ドット、視野角は水平垂直178度、輝度は320cd/m2、コントラスト比1,000:1、応答速度は6ms。外形寸法はW646×D281.5×H425~576.5mm。なおフォトカラーマッチングソフトウェアに「ColorNavigator」を同梱した「ColorEdge CX270-CN」と専用センサーEX2を同梱した「ColorEdge CX270-CNX」も用意される。
文: GDM編集部 池西 樹
ナナオ株式会社: http://www.eizo.co.jp/