新設計のスピンドルで実現する5mm厚。コスト効率と低消費電力が魅力

現行の7mm厚ドライブからさらなる薄型化を達成した、2.5インチフォームファクタのハイブリッドドライブ「A-Drive」がData Storage Instituteから発表された。32GBのSSDを組み合わせ、最大1TBまでの容量をラインナップする。

タブレットやUltrabookなどの薄型端末に最適で、バッテリ寿命を30％延長するほか、端末のより一層の薄型化を実現する。さらにSSDよりもコスト効率に優れるため、データセンターへのより低コストな導入、収納スペースの拡大や省電力化に貢献できる。

なお、薄型化に際しては従来モデルからスピンドルモーターの設計が見直された。独自開発の電界モーター採用により小型化を実現し、静音化と効率化を両立。SSDの数分の一のコストで大幅な消費電力の低下を可能にする。

文： GDM編集部 絵踏 一
Data Storage Institute： http://www.dsi.a-star.edu.sg/