2012.11.05 17:27 更新
2012.11.05 配信
次世代コアアーキテクチャ“Piledriver”をベースにした最新のサーバー向けCPU「Opteron 6300」シリーズがAMDよりリリースされた。従来の「Opteron 6200」シリーズに比べ、最大24%の性能向上を達成。パフォーマンスやコスト効率、拡張性に優れ、仮想サーバーなどに最適とされる。プラットフォームはSocket G34で、コア数、動作クロック、TDPの異なる10モデルをラインナップする。
コア数はソケットあたり最大16コアで、「AMD Turbo CORE technology」により最大3.8GHzを実現。消費電力管理機能「AMD-P power management」に対応し、データセンターにおけるワットパフォーマンスの最適化にも貢献する。
メモリーは最大4チャンネル、DDR3 1866MHzをサポート。さらに1.25Vの超低電圧メモリに対応する唯一のx86プロセッサとして、システムの省電力化が期待できる。CPUごとに最大12DIMM、384GBのメモリを実装可能だ。
また、最大4×16のHyperTransport technology(HT3)に対応、リンクごとに最大6.4GT/sを実現する。
文: GDM編集部 絵踏 一
AMD: http://www.amd.com/