2012.11.06 19:00 更新
2012.11.06 配信
TDKから、最新1xnm世代のNANDフラッシュをサポートするSATA2.0(3Gbps)対応SSDコントローラ「GBDriver RS4」が発表された。
既存モデル「GBDriver RS3」から転送速度が高速化され、シーケンシャル読込180MB/sec、書込130MB/secを実現。また微細MLC NANDフラッシュによる電位変動が発生した場合でも、安定したデータ読み出しが可能なリードリトライ機能が新たに追加されている。
容量は512MB~1TB、NANDフラッシュは1xnmおよび2xnm世代のSLC/MLCタイプに対応し、幅広いSATAストレージを構築可能。また、Enhanced ECC機能による強力なエラー訂正、電源遮断時のデータ保全アルゴリズム、オートリカバリ機能、データランダマイザ機能など信頼性や耐久性向上機能も実装されており、厳しい品質が要求される組み込み向けストレージにも対応する。
なおコントローラの発売は2013年1月で、2013年4月から順次製品化が開始される予定。
文: GDM編集部 池西 樹
TDK株式会社: http://www.tdk.co.jp/