2012.11.13 18:08 更新
2012.11.13 配信
SilverStoneから80PLUS SILVER認証を取得した電源ユニット2機種がリリースされた。電源規格はいずれもATX12V Ver2.3 EPS12Vに対応する。
SST-ZM1350 |
容量1350Wの「SST-ZM1350」は、オーバークロックやハイエンドゲーミングPCなど大出力を必要とするエンスージアスト向け電源ユニット。1%以内の範囲で厳密に調整された電圧制御と低リップル/ノイズ設計により安定性を確保。周辺温度50℃の環境下でも定格出力1350Wの連続運転を可能とした。
また+12Vは6レーン(各30A)と1レーン(105A)出力の切り替えが可能で、デュアルCPUやマルチグラフィックス環境でも安定した出力を実現。さらに+3V、+5V、+12Vの各ラインは必要に応じて微調整ができるように、出力調整つまみが搭載されている。
冷却ファンはボールベアリングの80mm口径で、温度に応じて回転が自動制御される可変モードと、急速冷却するフルスピードモードの切り替えに対応。ケーブルはフルモジュラー仕様で、オプションでショートタイプのSST-PP05やスリーブタイプのSST-PP06にも交換可能できる。外形寸法はW150×D230×H86mm、重量約4.5kg。MTBFは100,000時間。
SST-ST60F-PS |
同時に発表された容量650Wの「SST-ST60F-PS」は、フルモジュラー仕様ながら奥行を140mmに抑えたショートタイプ電源ユニット。ケーブルはオプションで変更が可能なため、内部スペースに制約を受ける小型ケースでも容易に配線を行うことができる。
+12Vは1レーン49Aの高出力を実現し、マルチグラフィックスはSLIとCrossFireXをサポート。冷却ファンは口径120mm、騒音値18dBA(最小値)で冷却性能を損なうことなく静音動作を可能とした。外形寸法はW150×D140×H86mm、重量約2.25kg。MTBFは100,000時間。
文: GDM編集部 池西 樹
マスタードシード株式会社: http://www.mustardseed.co.jp/
SilverStone Technology: http://www.silverstonetek.com/