2012.11.28 10:45 更新
2012.11.27 配信
OCZから、新型コントローラIndilinx「Barefoot3」を搭載させたSATA3.0(6Gbps)対応SSD「Vector」シリーズがリリースされた。容量は128GB、256GB、512GBの3モデルがラインナップされる。
「Barefoot3」は、これまでの「Everest」シリーズと違い、ハードウェアもすべてOCZのIndilinxグループによって設計されたオリジナルコントローラ。ベンチマークではなく実運用での高速性を重視し、データの種類に関係なく高速なアクセスを実現している。
搭載NANDフラッシュは25nmプロセスのIMFT製MLCタイプで、キャッシュ容量は最大1GB。主なスペックはシーケンシャル読込550MB/sec、書込530MB/sec(128GBモデルは400MB/sec)、ランダム読込100,000 IOPS(128GBモデルは90,000 IOPS)、書込95,000 IOPSで、シーケンシャル、ランダムともSATA3.0(6Gbps)SSDでは最高クラスのパフォーマンスを実現する。
外形寸法はW69.75×D99.7×H7mm、重量115gで、Ultrabookなどの薄型ノートPCへも搭載可能。消費電力はアイドル時0.9W、アクティブ時2.25Wで、製品保証は5年間。
文: GDM編集部 池西 樹
OCZ Technology: http://www.ocztechnology.com/
Indilinx: http://www.indilinx.com/