2012.12.10 15:34 更新
2012.12.10 配信
多数のセンサーを同時に検知処理可能な、独自の並列駆動方式を採用する静電容量式タッチパネルシステムがシャープより発表された。従来の逐次駆動方式に比べS/N比約8倍の高感度を実現し、ペン先2mmの小径ペン入力や、多点同時認識マルチタッチ操作、手袋を着用したタッチ操作を可能にする。
発表されたラインナップは60/20インチなどの大画面サイズから、7/5インチなどのスマートフォン・タブレットサイズにわたる4モデル。この内60/20/7インチモデルは12月15日よりサンプル出荷が開始され、5インチモデルは2013年1月31日から開始される予定。同社では2013年3月15日の量産開始を目指しており、量産の暁には月産60万台を達成する見込みだ。
また、全モデルでタッチパネル用のユーザーインターフェイスが共用できるため、ソフトウェアの開発負担も軽減できるという。
文: GDM編集部 絵踏 一
シャープ株式会社: http://www.sharp.co.jp/