2012.12.12 18:12 更新
2012.12.12 配信
東芝から、データセンターなどに最適なニアライン向けでは業界最大クラス4TBを実現した3.5インチHDD 2機種のサンプル出荷が開始された。
今回発表されたのはSAS2.0(6Gbps)対応「MG03SCA400」とSATA3.0(6Gbps)対応「MG03ACA400」の2機種で、システム側からの指示に従い、ディスク全周に対して指定データを記録してデータの流出を防ぐ「オーバーライト機能」を実装。またパワーマネジメント機能も改良され、従来モデルに比べて待機時、ピーク時とも消費電力が低減されている。
その他、EU(欧州連合)RoHS指令への適合、ハロゲンフリー/アンチモンフリー構造など、環境や人に配慮した設計も特徴とする。
主要スペックは共通で、回転数は7,200rpm、キャッシュ容量は64MB、平均回転待ち時間4.17ms、平均シーク時間は読込8.5ms、書込9.5ms、データ転送速度は最大165MB/sec。外形寸法はW101.6×D147×D26.1mm、重量は720gで、MTBFは1,200,000時間。
文: GDM編集部 池西 樹
株式会社 東芝: http://www.toshiba.co.jp/