2012.12.25 11:28 更新
2012.12.21 配信
トップと左右サイドパネルに高性能遮音シートを張り巡らせた、“窒息系”仕様のミドルタワーPCケースがアビーから発売された。ラインナンプはATX対応ケース「smart J01R」と、MicroATX対応ケース「smart J02R」で、カラーバリエーションはブラック、シルバー、ピュアホワイトの3色。
いずれもメーカーが「5年使えるスタンダード」と謳う堅牢仕様で、高剛性のスチール製シャシーと、高級感あるアルミニウム合金製のフロント/トップ/サイドパネルを組み合わせる。遮音シートは航空機や新幹線に採用実績のある、厚さ4mmの高性能モデルが使用される。
「smart J01R」は、最大9基のHDD/SSDを格納できる豊かな搭載能力が魅力のATXケース。ドライブベイレイアウトは、5.25インチオープンベイ×3、3.5インチオープンベイ×1、3.5インチシャドウベイ×6、2.5インチシャドウベイ×2を備える。内部構造も余裕のある設計で、グラフィックスカードは最大約300mm、CPUクーラーは最大高約170mmに対応。マザーボードトレイ背面にはメンテナンス性に優れるケーブルホールも用意される。
冷却ファンはリアに120mmのNANO TEK FAN×1を標準搭載するほか、フロントに120mmファン×1を搭載可能なファンポートを実装する。外形寸法はW205×D455×H415mmで、重量は約5.6kg。対応電源規格はATXで、トップ配置レイアウトを採用する。
「smart J02R」は、同様のコンセプトを採用するMicroATXモデル。ドライブベイレイアウトは、5.25インチオープンベイ×2、3.5インチオープンベイ×1、3.5インチシャドウベイ×2、2.5インチシャドウベイ×2で、最大5基のHDD/SSDを搭載できる。グラフィックスカードは余裕の最大約350mmに対応するほか、CPUクーラーは最大高170mmを設置可能。
冷却ファンはATXモデルと同じくリアにNANO TEK FAN×1を標準搭載し、フロントに120mmファン×1を追加できる仕様。外形寸法はW195×D432×H359mmで、重量は約4.8kg。対応電源規格はATXで、トップ配置レイアウトを採用する。
文: GDM編集部 絵踏 一
アビー株式会社: http://abee.co.jp/