2012.12.27 11:26 更新
2012.12.26 配信
「APEX 2800 LP」は、デスクトップ仮想化を行うVMware ESXサーバーに装着して、“PCoIP”処理を受け持つことで、サーバー側のCPU負荷を減らすことができるアクセラレーターカードの新製品。
コントローラチップには「TERA 2800」実装し、仮想マシンのグラフィックスエンコーディングを監視。CPUに一定以上の負荷がかかると、PCoIPのイメージエンコーディングをオフロードすることで、サーバーCPUの使用率を30~50%と大幅に低減できる。これにより、1枚のカードで1,920×1,200ドット最大64ディスプレイをサポートする。
ちなみに、CPUとサーバーオフロードカードとの切り替えは自動かつシームレスに行われるため、ユーザーの操作性への影響はないとのこと。
対応ソフトはVMware ESXi 5.0/4.1 U1、U2、VMware View 4.6以降。バスインターフェイスはPCI-Express1.1(x8)、搭載メモリはDDR3-1066 2GB。外形寸法は167×64×H19mmで、ロープロファイルに対応する。
文: GDM編集部 池西 樹
株式会社ELSA JAPAN: http://www.elsa-jp.co.jp/