-40℃～80℃の温度領域をサポートする小型ファンレスシステム

「ARMOS-800」は、動作クロック800MHzのARM Cortex-A8 SoCを搭載したPico-ITXマザーボード「VAB-800」ベースの組み込み向けシステム。筐体はアルミ製カバーとヒートシンクを兼ねた金属製シャーシで構成され、ファンレスながら-40℃～80℃の広い温度域での動作に対応する。

オンボードストレージは4GBのEMMCフラッシュで、microSDカードからのブートもサポート。インターフェイスは、フロントパネルにCOM×1、CAN/COM兼用×1、DIO×1、ライン入力×1、ライン出力×1、マイク入力×1。リアパネルに10/100Base有線LAN×1、USB×3、HDMI×1、D-Sub×1を標準装備。さらにボード上のUSBピンヘッダにはオプションWi-Fiモジュールを増設できる。

電源は付属のACアダプタ駆動で、消費電力は3.14W。OSはAndroid 2.3と組み込み向けLinuxに対応し、外形寸法はW150×D108×H45mm。

文： GDM編集部 池西 樹
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