AMD 990FX＋SB950構成のSocket AM3+ハイエンドモデルも同時リリース

ASRockのMini-ITX対応Socket FM2マザーボード「FM2A85X-ITX」とSocket AM3+マザーボード「990FX Extreme9」の発売が1月25日より開始される。

「FM2A85X-ITX」は、最上位チップセットAMD A85を搭載したMini-ITXマザーボード。170×170mmのコンパクトサイズながら、SATAポートはSATA3.0（6Gpbs）×7、eSATA3.0（6Gbps）×1の計8ポート実装。さらにデュアルスタックMOSFETによる4+2フェーズ電源回路や高耐久コンデンサ「Premium Gold Caps」の採用など、ハイエンドマザーに匹敵する装備を搭載する。

拡張スロットはPCI-Express2.0（x16）×1で、3D性能を引き上げるDual Graphicsに対応。バックパネルインターフェイスはHDMI×1、D-Sub×1、DVI×1、USB3.0×2、USB2.0×4、ギガビットLAN×1、eSATA×1、PS2×1、音声端子×5、光音声端子×1を備える。

ワールドワイド向けプレスリリースで既報の「990FX Extreme9」は、チップセットAMD 990FX＋SB950構成のハイエンドモデル。

電源フェーズは12+2フェーズ構成で、デュアルスタックMOSFETとデジタル電源回路によりCPUへの安定した電源供給を実現。さらにコンデンサには「Premium Gold Caps」を採用することで、耐久性も兼ね備えたハイエンドらしい作りが特徴だ。

拡張スロットはPCI-Express2.0（x16）×2、PCI-Express2.0（x8）×1（x16形状）、PCI-Expres2.0（x4）×1（x16形状）、PCI-Express2.0（x1）×1、PCI×1で、マルチグラフィックスは3-Way SLI/CrossFireXをサポート。メモリスロットはDDR3×4で、最高2450MHzの高クロックメモリに対応する。

なおSATAはチップセットとASMedia ASM1061によるSATA3.0（6Gbps）×8、eSATA3.0（6Gbps）×2の10ポート構成で、USB3.0×8、USB2.0×8を搭載。またネットワークチップには信頼性に定評のあるIntel 82583Vが採用される。

文： GDM編集部 池西 樹
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