2013.01.22 18:01 更新
2013.01.22 配信
CTやMRIなどの画像診断装置向け、21.3インチ液晶ディスプレイの新製品。解像度1,536×2,048ドットの3Mピクセル表示可能な「MultiSync MD211C3」と1,200×1,600ドットの2Mピクセル表示の「MultiSync MD211C2」が用意される。
液晶には高性能IPSパネルが採用され、コントラスト比1,400:1、輝度900cd/m2(MultiSync MD211C3は800cd/m2)を達成。医療画像で多いグレースケール画像もなめらかな階調表現で鮮明な表示が可能。
またバックライトには最近主流の白色LEDが採用され、既存モデルから約20%消費電力を削減。さらにスクリーンセーバーにあわせて、バックライトのON/OFFを切り替える「Power Save Management Software」や使用者の移動に合わせて輝度を変更する「人感センサー」を搭載し、無駄な電力消費を抑えることができる。
応答速度は40ms(GtoG)、視野角は上下左右176度で、インターフェイスはDisplayPort×1、DVI-D×1、USB2.0×3(アップ×1、ダウン×2)。外形寸法はW373.4×D235.5×H490.6~593.4mm、重量約11.8kg(スタンド含む)。なお本製品は、長期に渡り安定した明るさを維持する「長時間輝度保証」に対応し、キャリブレーション輝度400cd/m2で、44,000時間の安定動作が保証される。
文: GDM編集部 池西 樹
NECディスプレイソリューションズ株式会社: http://www.nec-display.com/