最大12台のストレージを収納できる高い拡張性も特徴のミドルタワーケース

Fractal Designから冷却性能を重視したミドルタワーPCケース「Arc Midi R2」 がリリースされた。対応フォームファクタはATX/MicroATX/Mini-ITX。

「Arc Midi」の後継モデルにあたり、外観デザインは踏襲しつつ内部デザインをリニューアル。フロントとトップにそれぞれ240mmの大型ラジエータを搭載可能とすることで、ハイエンドシステムでも十分な冷却性能を実現させた。

冷却ファンはフロント、リア、トップに「Silent Series R2 fan」（140mm/1,000rpm）×1を標準装備し、本体内蔵のファンコントローラで調整可能。さらにフロント、トップ、ボトムには120/140mmファン×1を増設することができる。

ドライブベイレイアウトは5.25インチオープンベイ×2、2.5/3.5インチシャドウケージベイ×8（3+5）、2.5インチシャドウベイ×2で、拡張スロットは7+1。なお、ケージベイは取り外しや取付方向を選択できるリバーシブル仕様で、トップケージを外すと最長430mmの長尺グラフィックスカードを搭載可能。

その他、トップI/Oポートは、USB3.0×2、音声入出力端子を搭載。裏配線スペースは26mmで、配線ホールにはゴム製グロメットが装備される。外形寸法はW230×D515×H460mm、重量10.7kg。CPUクーラーは高さ180mmまで対応し、ボトム配置の電源は奥行170mmまで。

文： GDM編集部 池西 樹
Fractal Design： http://www.fractal-design.com/