VESA規格対応で、液晶ディスプレイ背面に搭載可能

2基のGPUを統合したFreesacle製Cortex-A8 SoC（800MHz）を搭載したARMシステムの新製品。本体サイズW120×D125×H30mmのコンパクトサイズながら、D-Sub×1、HDMI×1の2系統のグラフィックス出力を備えフルHD解像度に対応。さらにTDP3.14Wの低消費電力を実現しており、デジタルサイネージ、メディアストリーミング、オートメーション機器などの組み込み向けに最適としている。

オンボードストレージは4GBのeMMCフラッシュで、microSDスロットによる容量拡張をサポート。インターフェイスは、フロントI/OがUSB2.0×2、オーディオ出力×1、オーディオ入力×1、マイク入力×1。リアI/Oが10/100Base有線LAN×1、USB×2、HDMI×1、D-Sub×1。なおオプションでWi-Fiモジュールを内蔵させることができる。

電源は付属のACアダプタ駆動で、OSはAndroid 2.3と組み込み向けLinuxに対応する。なお、オプションのVESAマウントを使えば、液晶背面に設置させることもできる。

文： GDM編集部 池西 樹
VIA Technologies： http://www.via.com.tw/