2013.01.25 21:32 更新
2013.01.25 配信
サイズブランドのCPUクーラー「阿修羅」が2月上旬デビューする。同社渾身のオリジナルモデルだ。
高冷却を狙うCPUクーラーの多くは放熱フィンの大型化により、メモリのヒートスプレッダと物理的干渉がネックになる。そこで”干渉排除型デザイン”のロータイプフィン&バリアントパイプ構造を採用。さらに全高161mmに抑えることで、幅200mmの一般的なミドルタワーPCケースにも搭載可能な高い汎用性を確保した。
ロータイプフィン&バリアントパイプ構造を採用し、高い汎用性が特徴 |
また、アルミニウム放熱フィンの表面積を最大限に発揮できるよう、φ6mmヒートパイプを6本をバランスよくレイアウトし、受熱および熱移動を素早く処理。組み合わされる冷却ファンは、サイズオリジナル「隼140」(140×140×25mm)のPWMモデルで、スペックは500±300rpm~1,300rpm±10%、13~30.7dBA、37.37~97.18CFMのワイドレンジタイプ。小軸&スリット入り大型ブレードにより、静音性と大風量を確保し、さらに増設用ファン固定クリップが付属するため、デュアルファンでの運用もできる。
対応ソケットは、Intel LGA775/1155/1156/1366/2011、AMD Socket AM2/AM2+/AM3/AM3+/FM1/FM2のユニバーサル仕様。リテンションは新たに開発されたオリジナルのブリッジ式で、ヒートシンクベース部にメタルバーを渡す設計を初めて採用した。
外形寸法は、145×65×H161mm(ヒートシンクのみ)、重量750g。なお製品には図解入りマニュアル、ファンクリップ2組、リテンションキット、グリスが付属する。
文: GDM編集部 松枝 清顕
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