2013.01.29 16:35 更新
2013.01.29 配信
HGSTから、回転数10,000rpmでは業界初となる1.2TBの大容量を実現したエンタープライズ向け2.5インチHDD「Ultrastar C10K1200」がリリースされた。従来の2.5インチ製品から約33%容量が向上しており、データセンターの省スペース・省電力化に貢献する。
また、24時間連続稼動が求められるミッションクリティカルな運用に対応するため、軸受には流体軸受を採用。さらに複数台のHDDが搭載された状態でもHDD性能を維持する「Rotational Vibration Safeguard(RVS)」や、アイドル時にヘッドをディスクの外へ退避させる「ヘッドロードアンロード機構」を実装する。
インターフェイスはSAS 6Gbps、ディスク枚数は8枚で、記録密度は694MB/mm2。データ転送速度は2,232MB/sec、平均シーク時間は読込4.6ms、書込5.0ms、ディスク回転待ち時間は3.0ms。外形寸法はW70.1×D100.6×H14.8mm、重量約3.7Wで、MTBFは200万時間。
文: GDM編集部 池西 樹
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