2013.01.30 16:16 更新
2013.01.29 配信
GIGABYTEから、「Xeon E5-2600」シリーズに対応したサーバー/ワークステーション向けマザーボード3機種がリリースされた。ソケットはいずれもLGA 2011で、電源回路には安定した出力を誇るデジタルPWMコントローラを採用。さらに他社に先駆けて動作クロック1,600MHz、動作電圧1.35Vの16GB Registered DIMMをサポートするのが特徴だ。
ハイエンドワークステーションに位置づけられる「GA-7PESH3」は、Intel 602チップセットを採用したデュアルソケットモデル。メモリスロットは8本で最大256GB(Unregisteredの場合64GB)まで実装可能。また拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×4、PCI-Express3.0(x8)×3(x16形状)で、GPGPUボードや4-WayのSLI/CrossFire Xに対応する。
ストレージはチップセットによるSATA3.0×2、SATA2.0×4に加えて、LSI SAS 2008によるSAS 6Gbps×8を搭載。RAIDレベルは0/1/10/1Eに対応するため、高速かつ大容量なストレージ環境を構築できる。なおフォームファクタはEEB(W330×H305mm)。
「GA-6PXSV4」は、Intel C604チップセットを採用したシングルワークステーションモデル。こちらもメモリスロットは8本で最大256GB(Unregisteredの場合64GB)まで実装可能。拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×3、PCI-Express2.0(x1)×1、PCI×1で、3-WayのSLI/CrossFire Xに対応する。
ストレージは、SAS 3Gbps×4、SATA3.0×2、SATA2.0×4の計10ポートで、インテルチップによる4系統のギガビットLANを実装する。なおフォームファクタはATX(W244×H305)のため、一般的なミドルタワーケースに収納することができる。
「GA-7PESH4」は、Intel 602チップセットを採用したサーバー向けデュアルソケットマザーボード。16本のメモリスロットを備え最大512GB(Unregisteredの場合128GB)の大容量メモリを搭載可能。また、仮想化やiSCSIに最適化された4ポートのギガビットLANにより、既存モデルよりシステムの負荷を30%を削減させた。
拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×3、PCI-Express3.0(x8)×2で、ストレージはMini-SAS×2(SAS 3Gbps×8)、SATA3.0×2、SATA2.0×4、Mini-SAS×1(SATA3.0×4)。対応フォームファクタはEEB(W330×H305mm)。
文: GDM編集部 池西 樹
GIGABYTE TECHNOLOGY: http://www.gigabyte.com/