最大入力32/出力18の巨大レコーディングシステムも構築可能

USB2.0に対応したオーディオインターフェイスの新製品。2Uに収まるコンパクトボディに16系統のアナログ入力と8系統のアナログ出力、およびコアキシャルデジタル入出力を実装し、バンドの録音から大規模音楽制作環境までこれ1台で幅広くサポート。さらにコアキシャルで2台の「STUDIO-CAPTURE」を接続すれば、最大入力32／出力18というスタジオに匹敵する、巨大なレコーディング環境を構築できる。

また入力部には、こだわりのアナログ回路と自社開発のデジタルコントロール機能により、一切の妥協なく音質を追求したプリアンプ「VS PREAMP」を搭載。ノイズを最小限に抑えながら、音量の大小に関係なく最高の音質を実現した。

その他、レイテンシ最小限にするため、カスタムチップとドライバを組み合わせた独自技術「VS STREAMING」や、音量レベルにあわせて入力を自動調整してクリップを防ぐ「AUTO-SENS機能」などを搭載する。

サンプリング周波数は44.1kHz～192kHz、ヘッドルームは18dB、規定入力レベルはINPUT1～12端子（XLR）が-60～-2dBu、INPUT1～12端子（TRS）＝-54～+4dBu、INPUT13～16端子（TRS）＝-20、-10、4dBu、規定出力レベルは+4dBu。ダイナミックレンジはAD部INPUT1～2が105dB、DA部OUTPUT1～2が114dB。

本体サイズはW284×D162×H89mm、重量1.9kg。対応OSはWindows 8/7 SP1/Vista SP2/XP SP3、Mac OS X 10.6.8以降。なお製品にはACアダプタ、ドライバCD、ラックマウントアダプタ、USBケーブル、保証書などが付属される。

文： GDM編集部 池西 樹
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