微細な溝でも冷却液をスムーズに循環できるハイパワーポンプ搭載

「2012 AKIBA-PC-DIY EXPO 冬の陣」で展示されていた、Cooler Masterブランドのオールインワン水冷クーラー「Seidon 120M」の発売が2月15日より開始される。

銅製のベース部には、微細な溝を設けることで表面積を大幅に広げる「マイクロチャンネル」を搭載。さらに狭い流路でもスムーズに冷却液を循環できる、強力なポンプを実装することで、従来の水冷クーラーに比べて高い冷却性能を実現させた。

また、ポンプ内蔵の液冷ヘッドは、徹底したスリム化でφ70×H27mmのコンパクトサイズを実現しており、マザーボード上のコンポーネントやケースとの干渉の心配も無い。

銅製ベース部には微細な溝で表面積を稼ぐ「マイクロチャンネル」搭載	徹底したスリム化でコンパクトサイズを実現したポンプ一体のヘッド部

冷却用のラジエターはW118×D27×H150.3mmのスタンダードタイプで、冷却ファンは120mm口径のPWM制御方式ライフルベアリングモデルを搭載。回転数は600～2,400rpm、風量19.17～86.15CFM、騒音値は19～40dBAでMTBFは40,000時間。

対応ソケットは、IntelがLGA2011/1156/1155/1150/775、AMDがSocket FM2/FM1/AM3+/AM3/AM2+/AM2。なお「Seidon 120M」については、近日詳細レビューを掲載する予定なのでそちらも期待してほしい。

文： GDM編集部 池西 樹
Cooler Master： http://www.coolermaster.com/