2013.02.18 11:53 更新
2013.02.18 配信
80PLUS GOLD認証を取得したCORSAIRブランドのハイエンド電源ユニット「HX」シリーズに、電源容量1,050Wの「HX1050」と電源容量850Wの「HX850」が新たに追加された。
電源ユニットで重要な+12V出力は1系統で、「HX1050」は87.5A、「HX850」でも70Aという強力な出力を実現。また、最大で6個のPCI-Express補助電源コネクタを搭載し、ハイエンドマルチグラフィックス構成をサポートする。
コンデンサには耐久性と安定性に優れる日本メーカー製105℃電解コンデンサを採用。さらに、クラス最高効率の変換システムと発熱を抑えた回路設計によって、50℃の過酷な環境下でも出力低下なく安定した性能を発揮できる。
搭載ファンは口径140mmのダブルボールベアリングで、負荷レベルに合わせてファンの回転数を調整する「ハイブリッド・サイレントファンコントロール」により静音性を確保。電源への負荷が小さい時はファンが停止するため、ファンレス駆動も可能だ。
その他、力率改善回路アクティブPFCをはじめ、過電圧保護(OVP)、過電流保護(OCP)、過負荷保護(OPP)、ショート回路保護(SCP)、低電圧保護(UVP)の各種保護回路を搭載。ケーブルはATX 20+4pin、CPU 4+4pin、PCI-Express補助電源×2が直結式、そのほかを着脱式としたセミプラグイン方式を採用する。
外形寸法はW150×D180×H86mm、重量は「HX1050」が約2.56kg、「HX850」が約2.52kg。MTBFは100,000時間で、製品保証は7年間。なお「HX1050」については近日詳細レビューをお届けする予定なのでこちらも楽しみにしてほしい。
文: GDM編集部 池西 樹
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