シリアルコマンドでポート制御できるオーディオ/ビデオ切替器

プリンストンは、台湾ATENが展開する映像ソリューション向けブランド「VanCryst」シリーズのオーディオ/ビデオ信号切替器2シリーズ4機種の取り扱い開始を発表した。

いずれもリア部にRS-232ポートが搭載され、シリアルコマンドを実行してポート切替、自動切替、フロントパネルのプッシュボタンロック、電源状態検知などを制御することができる。

VS201

VS401

「VS0201」（2ポート）と「VS0401」（4ポート）は、D-Sub/オーディオ出力に対応する信号切替器。ブート時のディスプレイ問題を回避し、正しい解像度を出力機器に認識できる「ビデオダイナシンク」機能が搭載され、対応解像度は最大1,920×1,440ドット、帯域幅は最大300MHz。

ディスプレイとの最大延長距離は1,920×1,440ドットは30m、1,280×1,024ドットは65mで、音声延長は1.8mまで。外形寸法は「VS0201」がW130.0×D76.1×H44.0mm、「VS0401」がW200.0×D76.1×H44.0mmで、重量はいずれも450g。

VS172

「VS172」（2ポート）と「VS174」（4ポート）はデュアルリンクDVI/オーディオ出力が可能な高解像度モデル。いずれも3段階のカスケード接続に対応し、最大で64系統（VS172では8系統）の出力に対応する。

解像度は最大2,560×1,600ドット。延長距離は映像機器間が最大1.8m、ディスプレイ間が5.0m。外形寸法および重量は「VS172」がW210.0×D88.0×H55.5mm/680g、「VS174」がW210.0×D88.0×H55.5mm/730g。

文： GDM編集部 池西 樹
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