2013.02.25 11:51 更新
2013.02.22 配信
シャシー内部を上下に分断、マザーボードやHDD、電源ユニットなどの主要デバイスを分散配置するMini-ITXケース「AS Enclosure W1」がアビーより発表された。作業性の向上や、熱源の分散によるデバイスのパフォーマンスアップとシステムの安定稼働を実現する。ラインナップはブラックモデル「ASE-W1-BK」とシルバーモデル「ASE-W1-S」で、先週末より店頭販売が始まっている。
フロントパネルにはショットブラストと微細ヘアライン加工を施した肉厚5mmのアルミパネルを採用するほか、トップ・サイドパネルなど外装はアルミニウム合金製。シャシーは剛性に優れるスチール合金が採用される。内部構造は余裕たっぷりに確保され、最長250mmのグラフィックスカードをサポートするほか、2基の拡張スロットを搭載。CPUクーラーも全高75mmまでのモデルに対応する。
ドライブベイは5.25インチベイ×1のほか、シャシー内部に3.5インチシャドウベイと2.5インチシャドウベイを背負式に1基ずつ搭載する。冷却ファンは120mmのNANO TEK FAN(1,000rpm)をフロントに1基備えるほか、リアにはオプションで92mmファンを実装可能。リアのファンポートは奥行き77mmが確保され、簡易水冷キットのラジエータも装着できる。
外形寸法はW230×D304×H270mmで、重量は約4.9kg。対応フォームファクタはMini-ITXで、ATX電源ユニットを搭載可能。付属品は、ラバーインシュレータセット(住友3M社製クリアバンポン)、ネジセット、オーナーズマニュアル、保証書など。
文: GDM編集部 絵踏 一
アビー株式会社: http://www.abee.co.jp/