2013.03.12 16:51 更新
2013.03.12 配信
ラトックから、RS-232Cに対応したシリアル機器をWi-Fi経由で制御できる変換アダプタ「Wi-Fi RS-232C 変換アダプター」(型番:REX-WF60)がリリースされた。
対応無線LAN規格は、iOS/Android端末に標準搭載されるIEEE 802.11b/gで、セキュリティ機能はWEP-128、WPA-PSK(TKIP)、WPA2-PSK(AES)認証をサポート。また、アドホックとインフラストラクチャの2つのモードに対応し、デジタル測定器や各種リーダーなどのシリアル機器を遠隔地から管理できる。
電源供給はD-Sub 9pinとACアダプタの2種類を選択可能。本体には通信状態を確認できる通信モニターLEDが搭載されているため、不具合確認やデバッグが簡単なのも特徴のひとつ。
シリアル通信速度は2,400bps~230,400bps、通信距離は約100m。外形寸法はW26.0×L75.4×H16.0mm、重量約25g。対応OSはWindows 8/7/Vista/XP、Android OS 4.x/3.2/.2.3.x、iOS 6.xで各OSに対応した設定ユーティリティと通信サンプルプログラムが提供される。
文: GDM編集部 池西 樹
ラトックシステム株式会社: http://www.ratocsystems.com/