2013.03.18 11:22 更新
2013.03.18 配信
家庭や企業、工場などの配電盤に設置できるクランプ式の無線電力計「CHE-TSTCLW」がサンワサプライより発売された。配線にクランプセンサーを挟むだけで取り付けできるため、工事は不要。センサーを接続する送信機と親機のエネルギーモニター間の通信には無線通信を採用し、設置場所を選ばずに手元で数値の確認ができる。
管理ソフトをインストールし、モニターとPCを接続することで電力使用状況をグラフィカルに確認可能。管理ソフト上では日・週・月・年別の節電目標を設定できるほか、節電の効果測定や履歴の確認、データの加工などが行える。計測データは本体に保存可能で、毎日のデータは過去7日分、毎週のデータは過去7週間分、毎月のデータは過去24ヵ月分を保存できる。また、電気の使いすぎや危険防止に役立つアラーム機能を搭載、設定値以上の電流が流れた場合にブザー音とバックライトの点滅で通知してくれる。
ユニット間の通信距離は最大約100m(障害物がない見通しのよい状態)で、測定精度は±10%。送信機とエネルギーモニターはそれぞれ単3電池×3、単4電池×3で駆動する。測定周期は10/15/20秒から選択可能。付属のクランプセンサーの測定範囲は500mA~90Aで、ケーブル長は約1m。
外形寸法と重量は、送信機がW62×D27×H95mmで約125g、エネルギーモニターがW86×D24×H86mmで約150g。管理ソフトはWindows 8/7/Vista/XPに対応する。
文: GDM編集部 絵踏 一
サンワサプライ株式会社: http://www.sanwa.co.jp/