2013.03.22 18:05 更新
2013.03.22 配信
Thermaltakeから、フラットデザインのフロントドアが印象的な、ミドルタワーPCケースの新作が発表された。「Urban」シリーズのNewモデル「S31」は、サイドパネルアクリル仕様の「VP700M1W2N」と、ノーマル仕様の「VP700M1N2N」(内部吸音シート付)がラインナップ。いずれも内外装ブラックカラーで、フロントドアはスマートなフラットデザインを採用する。対応フォームファクタはATXおよびMicroATX。
ドライブベイレイアウトは、5.25インチ×3(3.5インチ×1排他)、2.5/3.5インチシャドウベイ×6で、さらにトップ部には着脱が容易なSATA 2.5/3.5インチドライブ用HDD Docking Stationが装備される。なお2.5/3.5インチシャドウベイは一部着脱式で、長モノグラフィックスカード搭載時にスペースを確保することができる。
近頃標準装備モデルが増えつつある「HDD Docking Station」。シャドウベイは専用トレイ式が採用される |
冷却機構は、フロント120×120×25mm×2(Turbo Fan/1,000rpm/16dBA×1標準)、リア120×120×25mm×1(Turbo Fan/1,000rpm/16dBA)、トップ120×120×25mmまたは140×140×25mm×2(オプション)、ボトム120×120×25mm×1(オプション)で、最大6基が搭載可能。トップファン搭載部分には、スライド着脱式のファンフィルターが装備される。
トップ部にはスライド着脱式ファンフィルタを装備。フロント吸気はドア下の隙間を利用する |
その他、キーボード&マウスセキュリティロック機構、電源ユニット用スライド着脱式ボトムファンフィルタ、CPUクーラーメンテナンスホール、ケーブルマネジメント機構など。なおフロントアクセスポートはUSB3.0×2、USB2.0×2、音声入出力端子がレイアウトされている。
外形寸法は、W206×D520×H500mm、重量7.3kg。CPUクーラー有効スペースは高さ155mmまで、拡張カードスペースは通常290mm、シャドウベイを外した状態で410mm。
文: GDM編集部 松枝 清顕
Thermaltake: http://www.thermaltake.com/