2013.03.26 21:00 更新
2013.03.26 配信
NVIDIAは、200ドル以下のスイートスポット向け新ミドルレンジGPU「GeForce GTX 650Ti Boost」を発表した。型番から分かる通り、GeForce GTX 650Tiの上位製品で、採用コアは「GK106」、CUDAコア数は768基でいずれも変更ない。
一方、動作クロックはコアベースクロック980MHz、メモリクロック6,000MHzへ向上し、GeForce GTX 650Tiでは削減されていた自動オーバークロック機能「GPUブースト」にも対応する。さらに、メモリバス幅も192bitへと引き上げられ、1ランク上のGeForce GTX 660に近いスペックへと変更された。この結果、GeForce GTX 650Tiとの比較では約40%パフォーマンスが向上。ただし、TDPも110Wから140Wへと大幅に増加している。
リファレンスモデルの出力インターフェイスはDualLink DVI×2、HDMI×1、DisplayPort×1。バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)で外部電源は6pin×1が用意される。
文: GDM編集部 池西 樹
NVIDIA Corporation: http://www.nvidia.co.jp/