産業用には不可欠のCOMポート多数実装。インターフェイス充実の小型ボード

産業用デバイスを手がけるAcrosserより、Intel Atom搭載のマザーボードとシングルボードコンピュータ（SBC）がリリースされた。省電力で拡張性に優れ、さらにそれぞれSIMスロットを基板上に実装するという特徴がある。対応OSはWindows 7とFedora 14の32bit版。

「AMB-D255T1」はMini-ITXフォームファクタのマザーボードで、CPUにAtom D2550（2コア/4スレッド/1.86GHz/TDP10W）を搭載、チップセットはIntel NM10 Expressで、最大4GBのDDR3 SO-DIMM×1を実装できる。ストレージはSATA 2.0（3Gbps）×1、インターフェイスにUSB2.0×6、COMポート×4、ギガビットLAN×1、Mini PCI-Express×1を装備。画面出力にはHDMI×1、D-Sub×1、24bit LVDS×1が用意される。

「AMB-N280S1」は、Atom N2800（2コア/4スレッド/1.86GHz/TDP6.5W）搭載の3.5インチシングルボードコンピュータ。チップセットはIntel NM10 Express、メモリスロットは最大4GBを実装できるDDR3 SO-DIMM×1。ストレージはSATA×1、eSATA×1で、インターフェイスはUSB2.0×4、COMポート×6、ギガビットLAN×2、Mini PCI-Express×2など。画面出力にはHDMI×1、D-Sub×1、18bit LVDS×1を備える。

文： GDM編集部 絵踏 一
Acrosser Technology Co.,Ltd： http://www.acrosser.com/