2013.04.09 17:17 更新
2013.04.09 配信
3GやLTEのモバイルブロードバンド回線を複数端末で共有できる無線LANルータがマイクロリサーチよりリリースされた。本体のUSBポートにモバイルデータ通信カードを接続するだけで利用できるため、有線インターネット回線の利用が難しい地域やイベントなど一時的に回線が必要になる場合に向く。
無線LAN規格は、対応機器の多いIEEE 802.11b/g/nで、LANネットワークでは最大300Mbps(理論値)の高速転送が可能。またデータ通信カードの状態はソフトウェアで監視でき、異常が発生した際にはUSBポートの電源を自動的にON/OFFすることで、回線を復旧させることができる。
セキュリティ機能はWPA2-PSK、WPA-PSK、WEP(64/128bit)暗号化、MACアドレスフィルタリング、ステルスSSID、マルチSSID、無線LANセパレータに対応。またルータ機能を無効にすれば、無線LANクライアントとしても動作する。
インターフェイスはUSB2.0×1、10/100Base-T有線LAN×2。外形寸法はW143×D97×H26mm、重量約170g。なお製品には1.5mLANケーブル、アンテナ×2、クイックスタートガイド、電源アダプタ、アダプタ延長ケーブル等が付属される。
文: GDM編集部 池西 樹
株式会社マイクロリサーチ: http://www.mrl.co.jp/