サイズ最上位のフルスペック電源ユニット「帝力」シリーズ

80PLUS PLATINUM認証を取得した、サイズオリジナル電源ユニットのフラッグシップモデル「帝力」シリーズが4月24日から出荷されることになった。ケーブル直結式の「ノーマル」と着脱式の「プラグイン」、それぞれ600Wと700Wをラインナップし、合計4機種で展開される。

帝力プラチナ プラグイン600W（左）と700W（右）

5年間長期保証のフルスペック仕様を謳う、電源規格ATX12V Ver2.3/EPS12V準拠品で、外形寸法は共通でW150×D160×H86mmに収められた。
　出力は+12Vシングルレーン仕様で、各接続デバイスへの無駄のない電力供給が可能。全電解コンデンサに日本ブランド製105℃品を採用し、信頼性を高めた。

帝力プラチナ ノーマル出力表	帝力プラチナ プラグイン出力表

搭載される冷却ファンは、サイズオリジナル設計の小軸＆大型ブレード「隼140」（140×140×25mm）。約200～300W程度の負荷状況からファンが回転を開始するファンレスモードを備えるほか、シャットダウン後、約10秒間ファンが回転して排熱を行う。

帝力プラチナ ノーマル ファン回転数＆ノイズレベル	帝力プラチナ プラグイン ファン回転数＆ノイズレベル

その他、過電流保護回路（OCP）、過電圧保護回路（OVP）、過電力保護（OPP）、短絡防止回路（SCP）、不足電圧保護（UVP）、加熱保護（OTP）の各種安全回路を装備。力率改善回路（アクティブPFC）を搭載し、ヨーロッパの待機電力基準ErP（Energy related Products）指令 Lot6（待機およびoffモード）に準拠する。

帝力プラチナ ノーマル ケーブルレイアウト	帝力プラチナ プラグイン ケーブルレイアウト

文： GDM編集部 松枝 清顕
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