2013.04.16 16:35 更新
2013.04.16 配信
テキサス・インスツルメンツが展開するCortex-MベースのマイコンシリーズStellaris「LM4F」のラインナップが拡充、新たに65nmプロセス製品で構成される「Tiva ARM マイコン・プラットフォーム」がリリースされた。最初の製品となるTiva Cシリーズの「TM4C123x」は、65nmプロセスのCortex-Mベースマイコン製品としては業界初で、まもなく量産出荷が開始される。
新プラットフォーム製品は浮動小数点数演算能力が向上、より高速な動作を実現し、多彩なアプリケーションに対応する。書き込み回数の耐久性が高いEEPROMを内蔵するほか、大容量メモリ搭載により外付けメモリ不要でシステム・コストも削減可能。さらにUSB、UART、I2C、SSI/SPIおよびCANなど充実したオンチップ通信インターフェイスを備える。また、ローパワー・スタンバイ時の消費電流は1.6μAと低く、長時間の電池動作に最適。
まもなく量産出荷が始まるTiva Cシリーズの「TM4C123x」マイコン製品の参考価格は、10,000個受注時に2.15ドル。ローンチパッドになる「EK-TM4C123GXL」は単価12.99ドルに設定されている。
文: GDM編集部 絵踏 一
日本テキサス・インスツルメンツ株式会社: http://www.tij.co.jp/