性能大幅アップを果たした最新型。開封してすぐに使えるボードPC

カードサイズのコンパクト基板にすべてを詰め込んだ、シングルボードコンピュータ「BeagleBone」の最新モデル「BeagleBone Black」の出荷が始まった。従来製品より動作クロックやメモリ搭載量が大幅に向上、それでいて価格は45ドルとさらに安価になった。

Cortex-A8ベースのSoC TI「AM335x 1GHz」、GPUにPowerVR SGX530、512MBメモリ、ストレージに2GBのeMMCフラッシュメモリを搭載。そのほかPRU 32bit RISC CPU×2、パワーマネージメント用のCortex-M3チップを基板上に実装する。フラッシュメモリ内にLinux OSと統合開発環境Cloud9 IDEがプリインストールされているため、電源用のUSBケーブルを接続するだけですぐに使用できる。

インターフェイスはUSB2.0ホスト、USB2.0クライアント（電源）、10/100イーサネット、microHDMI出力、microSDスロットを搭載。拡張ボードが接続できる65pinの汎用拡張端子も備える。

文： GDM編集部 絵踏 一
Texas Instruments Incorporated： http://www.ti.com/