2013.05.07 14:50 更新
2013.05.06 配信
「Creative Cloud」は、Adobe Systemsが昨年5月より提供を開始したサブスクリプションタイプのソフトウェアサービス。Photoshop、InDesign、Illustrator、DreamweaverなどのAdobe製品を毎月定額で利用できるサービスで、常に最新の機能やバージョンをオンラインで入手できるほか、モバイルデバイスを含めた複数の端末間で自動的に同期できるのが魅力だ。
また、世界的なクリエイティブコミュニティ「Behance」を統合することにより、コンテンツ公開機能を強化。制作した作品をグローバル規模で展開できるようになった。
今回のメジャーアップデートでは新ツールの実装など機能強化がアナウンスされたほか、同時にデスクトップアプリケーション「Creative Suite」の新規製品をリリースしないことも合わせて発表。現行の「Creative Suite 6」ユーザー向けにセキュリティ対応など一部のサポートは提供されるものの、今後はサービスの主力が「Creative Cloud」へと移行されることになる。
なお、一連のメジャーアップデートは6月からグローバルで利用可能となる予定。料金プランは全機能を利用できる通常版が年間契約で月額5,000円、単体製品ごとの利用が月額2,200円。CS3以降のライセンスをもつユーザーには初年度月額3,000円、CS6ユーザーには初年度月額2,200円の優待版が提供される。また、それぞれのバージョンには20GBのクラウドストレージ利用も含まれる。
文: GDM編集部 絵踏 一
Adobe Systems Inc: http://www.adobe.com/