2013.05.08 11:28 更新
2013.05.07 配信
NZXTより、多彩な冷却オプションをサポートする高拡張タイプのタワーケース「H630」がリリースされた。合計2台の水冷用ラジエター固定に対応するのが特徴で、トップに最大360mmのラジエターを設置できるほか、脱着式のHDDケージを取り外すことでフロントにも同じく360mmサイズを固定可能。もちろん空冷での使用にも抜かりはなく、フロント、リア、トップ、ボトムと全方位に120/140mmファンを多数設置できる仕様だ。
窒息系デザインを採用するケースで、サイドパネルには遮音シートを装備。多数のファンを搭載しても静音性を維持できる。冷却ファンは標準でフロントに200mm×1、リアに140mm×1を搭載するほか、換装によりフロントには200mm×2/140mm×2/120mm×3、トップに200mm×2/140mm×2/120mm×3、リアに140mm/120mm×1、ボトムに140/120mm×2、HDD Pivotに140/120mm×2を搭載可能。フロントとボトムにはファンフィルターも備える。
ドライブベイレイアウトは5.25インチオープンベイ×2、3.5インチシャドウベイ×8で、マザーボード背面の配線エリアに2.5インチドライブ×2を別途固定できる。グラフィックスカードは最大354mm、CPUクーラーは全高190mmに対応、9基の拡張スロットを備える。
対応フォームファクタは、ATX、Micro-ATX、XL-ATX、EATX。フロントI/OはUSB3.0×2、USB2.0×2、Audio/Mic×1、SDXC対応のSDカードリーダー×1など。外形寸法はW245×D567×H547mmで、重量は14kg。
文: GDM編集部 絵踏 一
NZXT: http://www.nzxt.com/