2013.05.13 15:28 更新
2013.05.13 配信
教材や書類などの「紙のデジタル化」を目指す新開発の電子ペーパー「デジタルペーパー」がソニーから発表された。A4サイズ相当の13.3インチディスプレイには独自技術のフレキシブル電子ペーパーを採用。また、無線LAN機能を搭載し、ネットワークを介した電子ファイルの配信・保存・書き込み・共有を可能にする。
プラスチック基板上に薄膜トランジスタ(TFT)を高精度に形成する新技術の電子ペーパーにより、“紙ライク”な使用感を実現。細かい文字もくっきりと表示できるほか、タッチパネル上を付属スタイラスを使って滑らかに書き込める。タッチパネルは光学式と電磁誘導方式を採用し、画面に触れてのメニューやページ送り操作も可能だ。
ファイルはPDFに対応し、4GBの内蔵メモリを実装する。インターフェイスはmicroSDスロットとmicroUSB端子を備え、1回の充電で最長約3週間の使用が可能だ。無線LAN機能はIEEE 802.11b/g/nをサポートする。外形寸法はW233×D310×H6.8mm(ディスプレイ部4.8mm)で、重量は358g。
文: GDM編集部 絵踏 一
ソニー株式会社: http://www.sony.co.jp/